メルロ=ポンティ「ソルボンヌ講義」講義

開催日: 2024年2月7日カテゴリー:

  




  

  

・日 時  2024年2月7日(水) 19時から
・場 所  yatono 
      京都市上京区主税町1090-2
・参加費  1000円

・予約方法
メールまたはお電話でご予約ください。
info@kaifusha-books.com/080-3166-1385(鳥居)

  

フランスの哲学者、メルロ=ポンティを読んでいます。

メルロ=ポンティの代表的な講義録「ソルボンヌ講義」を読んで彼の思想をひもときます。2023年6月に刊行された新訳「子どもの心理-社会学」を題材に、訳者のお一人である酒井麻依子さんとメルロ=ポンティの他者論について学びます。

二回目となる今回は、「他者経験」について(397-414ページ)
他者を知覚するとはどういうことか、他者の身振りはなぜ理解できるか、メルロ=ポンティの考えを一緒に読んでいきましょう。

参加者の皆さんからもご意見をいただきながらすすめます。各回で完結していますので、はじめての方でも大丈夫。
会場はご近所のナイスな八百屋、yatonoさん。ワンドリンクのご注文をお願いします。

酒井麻依子
立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。現在 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。哲学・倫理学専攻。 『メルロ=ポンティ──現れる他者/消える他者』(晃洋書房、2020)『フェミニスト現象学-ー経験が響きあう場所へ』(共著、ナカニシヤ出版、2023)『メルロ=ポンティ読本』(共著、法政大学出版局、2018)『子どもの心理-社会学 ソルボンヌ講義 2』(共訳、みすず書房、2023)ほか。 好きな野菜は、とうもろこしとトマト。最近の休日の過ごし方は、寝ることと喫茶店に行って小説を読むこと。

モーリス・メルロ=ポンティ
1908年、フランスに生まれる。1926年、エコール・ノルマル・シュペリュール入学、在学中サルトル、ボーヴォワール、レヴィ=ストロースらと知りあう。第2次大戦中は従軍・レジスタンス活動を経験した。1945年、学位論文として同年刊の『知覚の現象学』および『行動の構造』(1942)を提出。リヨン大学教授、パリ大学文学部教授を経て1952年、コレージュ・ド・フランス教授に就任。1961年没。『ヒューマニズムとテロル』(1947)などの政治的著作もある。没後『見えるものと見えないもの』(1964)ソルボンヌ講義録、コレージュ・ド・フランス講義録などが刊行されている。