平凡社ライブラリー、198冊

2年前の秋、思いつきでやってみたら意外と好評だった平凡社ライブラリーフェア。

そのことを覚えていた林さんが「もっかいやってよ」というので、やります。

平凡社ライブラリー、窓辺にずらり。2年ぶり2回目。

はじめましてって書いてあるけど2回目

平凡社の営業マン、清田さんにおすすめの本を聞いてみました。以下清田さんより。

『魔法』
古代オリエントからギリシア、ローマ、中世を経て十八世紀に及ぶ時代の魔術、錬金術、悪魔と魔女、人相術など、一般の歴史書では扱わない呪術の歴史を、手ぎわよく、おもしろく、公平に扱った名著。分厚くて高いんですが、図版が豊富。中二病のバイブルみたいな本です。

『フォルモサ 台湾と日本の地理歴史』
これも平凡社ライブラリー奇書です。フランス生まれのイギリス人でありながら自らを台湾人と偽った著者が、行ったこともない台湾ならびに日本についてもっともらしく書いた偽書。全くのデタラメにも関わらず当時は真実と受け止められベストセラーに。もうなにがなんだかわかりません。『鼻行類』と一緒に並べるとオススメです。

あとは、
『疫病短編小説集』『病短編小説集』『医療短編小説集』
平凡社ライブラリーのオリジナルアンソロジーです。「医療人文学」という新しいジャンル。コロナ禍と文学をかんがえるときにGOODです。

あとお客様にさしあげられる特典として、文豪怪異小品集シリーズ10周年を記念してつくったポストカードがあります。大量にありますので空から撒けるくらいあります。いっぱいあります。

はじめましてって書いてあるけど2回目

林さんのおすすめも並んでます。が、ほとんどが版元品切れだったのであんまりありません。

この辺がいいらしい。詳しくは林さんに聞いて
並べる係、こっちゃん